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スカルラッティ♪ [CD♪]

最近は自然も不安定・・・

そんなときに
なんとなく聴きたくなったのは
スカルラッティ。


音楽と遊ぶ、ということを語っている
スカルラッティの曲からは
音楽の喜びがダイレクトに
伝わってきます。
音と音楽と戯れるということは
こういうことなんだなあと感じる曲ばかりです。


今日はチッコリーニ氏の演奏で。
1962年の録音です。

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2008年3月22日のすみだトリフォニーの演奏会。
アンコールのスカルラッティのソナタL23(KK.380)は
素晴らしいという言葉では表現できないものすごさでした。

ワンフレーズから泣く人続出の超絶品!
あんなにすごいスカルラッティは今まで聴いたことがありません。

記憶に残る1曲となりました。


今日も聴いていて・・・


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1950年のリパッティ♪ [CD♪]

今日はリパッティの演奏が聴きたくなりました。


選んだのはシューマンのピアノ協奏曲。
アンセルメ指揮のスイス・ロマンド管弦楽団です。


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リパッティの弾いたシューマンのピアノ協奏曲では
カラヤン指揮フィルハーモニアで1948年録音のものが
一番聴かれているものだと思います。

これは1950年の2月の録音。
亡くなる約10ヶ月前のものです。

ひとつひとつの音に命が与えられ
全ての音に意味があること、
そして流れができていること。

それを実感させてくれます。

音楽との一体感、一致。

1948年の録音も大好きですが
その2年後のシューマンには
さらなる音楽的な感動と重みがあります。


ピアノから伝わってくる音楽の大きな力。

その音の輝きに

生命の輝きに

何度聴いてもやっぱり感動します。

私的感想・・・more


タグ:リパッティ
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オルガン♪ [CD♪]

今日はオルガンを聴きたい気分。

アラン女史の「アンコール」


アンコール!~オルガン小品名曲集

アンコール!~オルガン小品名曲集

  • アーティスト: アラン(マリー=クレール),クレランボー,バルバストル,フランク,ジグー,ブラームス,ビエルヌ,アラン(アルベール),アラン(ジャン),バッハ,スカルラッティ
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2002/01/23
  • メディア: CD



J.S.バッハから、ドメニコ・スカルラッティ、ダカン、クレランボー、
バルバストル、フランク、ジグー、ブラームス、ヴィエルヌ、
アラン女史の父であるアルベール・アラン、そして
兄のジュアン・アランの作品まで
さまざまな曲が入っていて楽しめます。

アンコールに弾かれる曲ですから有名で耳になじんでいるものも
多いですし知らなくても楽しめる名曲ばかり。
これからオルガンを聴いてみたい、という人にもお勧め。

オルガンの音色を聴いていると場も心も清められていくような
そんな感じがします。

オルガンの音色に癒されて・・・。
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シベリウス♪ [CD♪]

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シベリウス(1865-1957)は昨年が没後50年で
何かと演奏される機会も多かったようです。


私はこの時期になるとなぜかシベリウスが聴きたくなります。

その音楽に永い冬を越えて雪解け・春を感じるためかもしれません。


今日はシベリウスのヴァイオリン協奏曲をヌヴーのヴァイオリンで・・・。

同時収録されている交響曲の第2番も好きです。
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ショパンの子守歌♪ [CD♪]

今日はショパンの「子守歌」
流れるようなラインが美しい曲です。

ショパンが好きな変ニ長調で8分の6拍子。
左手の揺らぎにのって右手の美しいメロディーが変奏のように
なっていき様々な美を醸し出していきます。


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なかなかこの曲の真の魅力が伝わる演奏が少ないのですが・・・

ペルルミュテール氏の演奏は音とラインの揺らぎがとても美しく
引き込まれてハッとさせられます。


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ショパンのワルツ♪ [CD♪]

今日はPiresのショパンのワルツ。


ショパン:ワルツ集

ショパン:ワルツ集

  • アーティスト: ピリス(マリア=ジョアン),ショパン,ピリス(マリア=ジョアオ)
  • 出版社/メーカー: ダブリューイーエー・ジャパン
  • 発売日: 1999/11/25
  • メディア: CD



女性ならでは流麗な曲線美を描き出しているワルツ。
それでいてキラキラ光ります。
さりげないけれどフレーズがとっても美しい。

かなりお気に入りでお勧めです。
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ラフマニノフ♪ [CD♪]

最近はラフマニノフもよく聴いています。

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ボックスの10枚組セットで同じ曲が収録されているものが数曲あります。
年代によって弾き方が変わっているので
聴き比べてみるのも楽しいかも。


ラフマニノフ自身の演奏以外では
よかったのがアシュケナージのプレリュード。
全24曲入っています。
構築もよく歌い方が自然で美しいです。
やはりロシア、でしょうか。

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リトル・バッハ・ブック♪ [CD♪]

今日は久しぶりにグールドのバッハを。

グールドのバッハにお~っ!と思った方は多いことでしょう。

バッハってこんなにおもしろいんだ、と感じたのがグールドの演奏。
奇抜なイメージですがそんなことはありません。
バッハが生きていたらおそらくこう弾いただろう、
というイマジネーション豊かなバッハです。


バッハ:リトル・バッハ・ブック

バッハ:リトル・バッハ・ブック

  • アーティスト: グールド(グレン),バッハ
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
  • 発売日: 2004/11/17
  • メディア: CD



このCDはゴールドベルク変奏曲のテーマのアリアをはじめ
インヴェンションや平均率、パルティータやイギリス組曲、フランス組曲などから
いろいろな曲が収録されています。

初めての方にはぴったりかも。
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ベートーヴェン/ピアノソナタ第3番♪ [CD♪]

ベートーヴェンのソナタ第3番。

ベートーヴェン:ピアノ・ソナ

ベートーヴェン:ピアノ・ソナ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Cascavelle
  • 発売日: 2007/01/18
  • メディア: CD



学生時代に周りで聴きすぎたためか
あまり聴くことのなかった曲ですが
今日、CDをかけてハッとしました。
チッコリーニ氏の演奏は
なんて鮮やかなんでしょう!

この曲は最初の2小節で決まってしまうような
気がしませんか?
特に右手、後拍の16分音符!

この最初のフレーズで撃沈する人が多いんですけど
その際立ち方に思わずびっくり!

ヴァリアンテも素敵です。
他にもいろいろな箇所でハッとしまくって
この曲に対する耳が洗われた感じです。

第1楽章はソナタ形式。
第2楽章は美しいアダージョ。
第3楽章は軽快なスケルツォ。
第4楽章はアレグロ・アッサイでロンド形式。

細かいパッセージもゆったりと歌うところも
どちらもこんなに美しいピアニストって
いないんじゃないかなあ・・・と
しみじみ思ってしまいました。

来月が楽しみ♪


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前奏曲嬰ハ短調作品3-2♪ [CD♪]

ラフマニノフの前奏曲・作品3-2を。

ピアノのための五つの小作品の中の2番目が
前奏曲です。
音楽院を卒業した1892年頃の作品。

クレムリンの鐘にインスピレーションを得て作曲されたといわれ
通称「鐘」とも呼ばれています。

5曲の中でも飛びぬけてこの曲が有名になってしまいましたが
鐘の響きと哀愁を帯びながらも情熱をかきたてるメロディー、
初めて聴いたときから強い印象を残す曲なので
それも致し方ないのかもしれません。

ラフマニノフの前奏曲の中でももっとも有名なもののひとつ。
前奏曲作品23の10曲、そして作品32の13曲と一緒に
24曲の前奏曲として演奏されることもありますね。

前奏曲嬰ハ短調。
最初はレント。
荘厳な鐘の音が響き渡ります。
微妙に色彩を変えながら
中間部がアジタート。
3連符でせきたてるように動いていきます。
そして再び鐘の響きが戻ってきたときには
さらに大きな広がりがあり感動的。
やがて遠くなっていき鐘の音は静かに消えていきます。

今日はラフマニノフの自作自演で・・・。
やはり流れが美しいです。
テンポの中のゆらぎってこういうことをいうんだなあと
改めて感じました。


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水の反映♪ [CD♪]

久しぶりにミケランジェリの弾いたドビュッシーの
「水の反映」が聴きたくなり・・・

映像第1集を。

どうしてこんな美しい音なの?
と・・・音大生の時に衝撃を受けたのがミケランジェリ演奏の
「水の反映」

透明感溢れる美しい音。
微妙な色彩感で本当に水が流れているように
美しいです。

今聴いてもやっぱりため息・・・。

↓このCDは映像第1集、第2集、
子供の領分、前奏曲第1巻、第2巻が
入っています。

ドビュッシー:前奏曲集第1、2

ドビュッシー:前奏曲集第1、2

  • アーティスト: ミケランジェリ(アルトゥーロ・ベネデッティ), ドビュッシー
  • 出版社/メーカー: ポリドール
  • 発売日: 1995/12/21
  • メディア: CD


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パガニーニの主題による狂詩曲♪ [CD♪]

リストのパガニーニエチュードなどを弾いていたからか・・・

パガニーニの主題による曲が聴きたくなりました。

パガニーニのヴァイオリンのためのカプリース第24番、
有名なこの主題はリストやブラームスをはじめ
多くの作曲家がテーマにしています。

今日はラフマニノフ作曲の
「パガニーニの主題による狂詩曲」



ピアノはもちろんラフマニノフ。
ストコフスキー指揮フィラデルフィア管弦楽団です。

序奏がちょっと変わった形で始まり
その後、ひとつの変奏がおこなわれたあとに
聴きなれたあの主題旋律が提示されます。

ミサ曲の旋律が対主題として使われていて
それも2回変奏されます。

ラフマニノフならではのヴァリエーション。
ところどころにあらわれる哀愁漂うメロディーも
とても魅力的です。


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クロイツェル♪ [CD♪]

ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ第9番イ長調
「クロイツェル」
1803年に初演されています。

この曲はヴァイオリニストであったクロイツェルに献呈されたため
この名前がついています。

第1楽章 アダージョ ソステヌート・プレスト
序奏部分と躍動する対照的な主題が印象的。

第2楽章はアンダンテ・コン・ヴァリアンツィオ
緩やかなテーマとその変奏が美しい。

第3楽章はプレストのソナタ形式。
ピアノとの掛け合いも軽妙です。

イ長調のヴァイオリン曲は伸びやかさを感じますね。
フランクもフォーレも・・・。

クロイツェル、やはり名曲です。

ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第5番「スプリング」&第8番&第9番「クロイツェル」

ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第5番「スプリング」&第8番&第9番「クロイツェル」

  • アーティスト: ルービンシュタイン(アルトゥール) シェリング(ヘンリク), シェリング(ヘンリク), ルービンシュタイン(アルトゥール), ベートーヴェン
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2007/11/07
  • メディア: CD


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24の前奏曲♪ [CD♪]

今日はショパンの24の前奏曲。

時折、24曲中のある曲がなぜか頭に流れ出し・・・
私もそろそろちゃんとした場で弾きたいのかも。


ショパンの前奏曲24曲は宝の箱みたい。
それぞれがキラキラと輝く珠玉の作品です。

第1番ハ長調 アジタート 幕開けにふさわしい明快な曲
第2番イ短調 レント 重々しく沈鬱な雰囲気の曲
第3番ト長調 ヴィヴァーチェ 左手の流麗な音にのってメロディーが奏でられる軽やかな曲
第4番ホ短調 ラルゴ なにかを思い出させるような哀愁漂う曲
第5番ニ長調 モルト・アレグロ 飛び交うようなメロディーが楽しい曲
第6番ロ短調 レント・アッサイ 左手のメロディーが切ない曲
第7番イ長調 アンダンティーノ ゆったりとした流れが美しい曲
第8番嬰へ短調 モルト・アジタート 音が踊り何かをかきたてられるような曲
第9番ホ長調 ラルゴ 荘厳な雰囲気でゆったりと歌われる曲
第10番嬰ハ短調 モルト・アレグロ  軽やかなパッセージの中で奏でられる曲
第11番ロ長調  ヴィヴァーチェ 左右の揺らぎが美しい曲
第12番嬰ト短調 プレスト 勇ましさが感じられる曲
第13番嬰ヘ長調 レント ショパンらしいゆらぎが美しい曲
第14番変ホ長調 アレグロ 何かが迫ってくるような不安感を感じる曲
第15番変ニ長調 美しい旋律と変化する内容が繊細な曲
第16番変ロ短調 静けさの後、劇的な感情がほとばしる曲
第17番変イ長調 アレグレット 美しいメロディーが揺らぐ曲
第18番ヘ短調  モルト・アレグロ 不安の予兆と変化を感じる曲
第19番変ホ長調 ヴィヴァーチェ 細かいパッセージの中で浮き上がってくるメロディーが美しい曲
第20番ハ短調 レント 重厚な和音が作る旋律が物語る曲
第21番変ロ長調 カンタービレ 柔らかいメロディーと左手の変化が美しい曲
第22番ト短調 モルト・アジタート 激しさの中にも品格漂う曲
第23番ヘ長調 モデラート 右手の軽やかな伴奏にのって左手が歌われる曲
第24番ニ短調 アレグロ・アパッショナート 激しい慟哭を感じる劇的な曲

第7番はCMでも長く使われたから耳にしたことがある人も多いのでは
ないでしょうか。
第15番が「雨だれ」と呼ばれているもの。こちらも有名ですね。
雨の落ち方が変化するように同じ8分音符で書かれていても
同じに刻んでしまってはいけません・・・。

ショパンの24の前奏曲も多くのピアニストによって
音源が残されていますが・・・
私が今まで聴いた中で一番好きなのは
ぺルルミュテール氏の演奏のもの。

繊細で絶妙。すべての弾きわけがため息がでてしまうほど
美しくお見事です。


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ベートーヴェンソナタ第8番♪ [CD♪]

今日はベートーヴェンのピアノソナタ第8番ハ短調。

1798年の作品です。
ベートーヴェン自ら「悲愴」と名づけた作品。
ハ短調はベートーヴェンの中で激しい熱、そして強い思いを
感じるようです。

第1楽章は重々しい序奏がとても斬新なソナタ形式。
そして何かがほとばしるような激しいテーマが始まります。
序奏は展開部やコーダの前にも再現されます。

第2楽章は変イ長調で3部形式の緩徐楽章。
カンタービレの美しい楽章です。
田園風景を垣間見るような穏やかな旋律は
燃えた心を落ち着かせ、癒してくれます。

第3楽章はロンド形式。
不安や焦燥感にかられたロンドのテーマ、
優しさや激しさが変化して現れます。
激しい情熱を感じる楽章。

演奏はチッコリーニ氏で。
柔と剛を併せ持つ氏ならではの構築となっています。

ベートーヴェン:ピアノ・ソナ

ベートーヴェン:ピアノ・ソナ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Cascavelle
  • 発売日: 2007/01/18
  • メディア: CD


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フランク・ヴァイオリンソナタ♪ [CD♪]

フランク、フォーレ&ドビュッシー : ヴァイオリン・ソナタ

フランク、フォーレ&ドビュッシー : ヴァイオリン・ソナタ

  • アーティスト: ティボー(ジャック), コルトー(アルフレッド), フランク, フォーレ, ドビュッシー
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2001/02/21
  • メディア: CD


数年の時を経て再び・・・

フランクのヴァイオリンソナタにはまっています。

このねっとりさ加減がたまらなく好きです。

この作品はフランク円熟期の1886年に作曲されました。

後に大ヴァイオリニストになった若かりしイザイに
献呈されています。
「ささやかな手書き譜ひと束、わたしはここに心のすべてを
こめました」
新婚の贈り物となったという逸話にふさわしく
重厚でロマンティックです。

第1楽章はゆったりとしたソナタ形式。
印象的な旋律がたっぷり歌われます。

第2楽章はニ短調。
哀愁を帯びたテーマが展開されていきます。
ピアノとのかけあいも緻密。

第3楽章はレチタティーヴォ~ファンタジア
たっぷりとした旋律で調性がうつろいでいくこの楽章は
たとえようもなくロマンティック。

第4楽章はロンド形式。
この楽章は幸せ感あがとってもあふれている気がします。
テーマが明るくのびやかで輝いていて
美しい光が差し込んでくる感じ。
ロンドの変化の仕方もとっても魅力的。

聴き終わって何か満たされた気持ちになる
大好きな作品です。

フランクはピアノソロよりもヴァイオリンや室内楽の方が
私の好きな曲が多いかも。

特にこのピアノ、弾きたい!!!

どなたかヴァイオリンを弾いてくれませんか?


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ブラームス・ヴァイオリンソナタ第1番♪ [CD♪]

今日はヴァイオリンソナタ第1番を
シェリングとルービンシュタインの演奏で。

ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集

ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集

  • アーティスト: ルービンシュタイン(アルトゥール) シェリング(ヘンリク), シェリング(ヘンリック), ルービンシュタイン(アルトゥール), ブラームス
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2007/11/07
  • メディア: CD


第1楽章はソナタ形式。
明るく朗らかな親しみやすいト長調のテーマ。
対する第二主題はピアノの動きにのってヴァイオリンが
豊かに歌います。
展開部は調性の変化が印象的。

アダージョの第2楽章は3部形式。
田園風景を思わせるようなノスタルジーあふれる
カンタービレです。
中間部の突然の動きは何か決然としたものを感じさせます。

第3楽章はロンド形式。
優美なテーマから始まります。
ヴァイオリンとピアノの呼応がとても優雅。

シェリングとルービンシュタイン、
ヴァイオリンとピアノの呼吸がお見事です。
名演ですね。


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フォーレ・ヴァイオリンソナタ第1番♪ [CD♪]

久しぶりにフォーレのヴァイオリンソナタ第1番が聴きたくなりました。
今日はティボーのヴァイオリンで。
ピアノはコルトーです。

フランク、フォーレ&ドビュッシー : ヴァイオリン・ソナタ

フランク、フォーレ&ドビュッシー : ヴァイオリン・ソナタ

  • アーティスト: ティボー(ジャック), コルトー(アルフレッド), フランク, フォーレ, ドビュッシー
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2001/02/21
  • メディア: CD


フォーレのヴァイオリンソナタは1876年に完成した作品。
青年期のフォーレが書いたこの第1番イ長調は
颯爽とした魅力が素敵な曲です。

1875年から76年にかけてフォーレは名門ヴィアルドー家のマリアンヌと
恋愛中だったそう。
甘く美しい幸福感あふれるメロディーにはそういう想いが満ち溢れています。

第1楽章はアレグロ・モルト ソナタ形式
ピアノに誘われて甘美なメロディーが奏されます。
とても初々しい伸びやかさを感じる楽章です。

第2楽章はアンダンテ ニ短調の緩徐楽章はソナタ形式
少し曇った空気の中で切々と歌われるカンタービレ。
最後には暗雲が消えて光が差し込んでくるようです。

第3楽章はアレグロ・ヴィーヴォ スケルツォとトリオ部分からなっています。
ピッツィカートがその諧謔的な面白さを表現しているスケルツォと
ちょと切なく歌うトリオ部分からなるテンポのよい楽しい楽章。

第4楽章はアレグロ・クワジ・プレスト ロンド形式
ロンドのテーマも満ち足りた幸せを感じさせます。
調性の変化がフォーレらしいですね。

幸せ感いっぱいの第1番は聴いていても心を満たしてくれます。
フォーレの中でも大好きな作品のひとつ。

こういうカンタービレを歌わせたらティボーってすごいですね。
私はやっぱり魅了されてしまいます。


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チッコリーニ/Noctures♪ [CD♪]

癒されたいときにショパンの夜想曲を聴く人は
多いと思います。
ショパンの音楽は心の琴線に触れますよね。

ショパンの夜想曲の演奏は数あるけれど
私のお勧めはチッコリーニ氏演奏のもの。

Chopin: Les nocturnes

Chopin: Les nocturnes

  • アーティスト: Fryderyk Chopin, Aldo Ciccolini
  • 出版社/メーカー: Cascavelle
  • 発売日: 2004/01/12
  • メディア: CD

チッコリーニ氏の演奏は究極のカンタービレ、ベルカント!
ファツィオーリの音色との最高の組み合わせ。

私の宝物の一枚です。


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ショパンエチュード♪ [CD♪]

ピアニストにとって宝物であるショパンのエチュード。

今年も私の研究テーマであることには
変わりありません。

今日はぺルルミュテール氏の演奏で。


今、一番何度でも聴いてしまうショパンのエチュードが
ぺルルミュテール氏演奏のこのCD。

音楽のラインと音色の揺らぎは透明で美しい音色の中でおこなわれていて
聴けば聴くほどハッとさせられます。

アマゾンではこちら↓


Vlado Perlemuter Plays Chopin (Box Set)


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