Debussy [CD♪]
Debussy: Complete Works For Piano
- アーティスト: Claude Debussy,Aldo Ciccolini
- 出版社/メーカー: Angel
- 発売日: 2000/10/31
- メディア: CD
チッコリーニ氏のドビュッシー全集。
最近、ドビュッシー三昧です。
自分で弾いている曲はあまり聴かない方がいいですけど
弾いてから聴いてみると、ああこういう解釈をしたから
こういう演奏になったのだなあと感じることもあります。
(自分でする前に聴いて分かればすごいですけど)
自分で解釈を考えてそれを勉強したからこそ
聴いても感じるようになったり
わかるようになったりすることは
あると思います。
もちろん演奏する側からすれば背景や何も知らない人にも
演奏で何かが伝わらなければいけないですけど。
ドビュッシーの音楽は隠されたものが
たくさんあっておもしろいです。
というわけで近頃はドビュッシーを再研究。
特に最近はエチュードがおもしろいです。
リトル・バッハ・ブック [CD♪]
最近レッスンでバッハを弾く生徒も増えて
私も平均律をもう一度勉強しなおしたりして
なにかと触れることが多いバッハです。
バッハはおもしろくない、と思っている人
多くないですか?
私もはっきり言ってむずかしくて苦手でした。
でも中学校の時に音楽鑑賞で聴いた
小フーガト短調やトッカータとフーガなんかは
当時から大好きでした。
それなのに自分が練習しているインヴェンションや
シンフォニアはきれいなメロディーはあるのに
何だか弾けない。
なぜバッハ=むずかしい=おもしろくない=苦手
ということになってしまうのか?
右手メロディー、左手伴奏という古典・ロマン派といわれる
形式だけになれてしまうと左や内声が歌うものは
苦手意識をもちやすくなることも一つの要因でしょう。
多声音楽を立体的に構築していく楽しみは奥深く素晴らしいですが
若いうちにはなかなか感じにくいものです。
(小学生でわかっていたらそれはそれですごいですけど)
それは平面的にとらえてしまうからなんですね、きっと。
機械的に弾かされるとただの勉強になってしまう。
でもバッハは即興の名手。
単旋律のメロディーにも広がりがあります。
メトロノームできちきちと弾くことを
バッハが望んでいたとは思えません。
そういうわけで今日はバッハ演奏に
一石を投じたグールドのバッハ。
自由に歌っているように聴こえながらも
実はきれいなラインを描いています。
私も平均律をもう一度勉強しなおしたりして
なにかと触れることが多いバッハです。
バッハはおもしろくない、と思っている人
多くないですか?
私もはっきり言ってむずかしくて苦手でした。
でも中学校の時に音楽鑑賞で聴いた
小フーガト短調やトッカータとフーガなんかは
当時から大好きでした。
それなのに自分が練習しているインヴェンションや
シンフォニアはきれいなメロディーはあるのに
何だか弾けない。
なぜバッハ=むずかしい=おもしろくない=苦手
ということになってしまうのか?
右手メロディー、左手伴奏という古典・ロマン派といわれる
形式だけになれてしまうと左や内声が歌うものは
苦手意識をもちやすくなることも一つの要因でしょう。
多声音楽を立体的に構築していく楽しみは奥深く素晴らしいですが
若いうちにはなかなか感じにくいものです。
(小学生でわかっていたらそれはそれですごいですけど)
それは平面的にとらえてしまうからなんですね、きっと。
機械的に弾かされるとただの勉強になってしまう。
でもバッハは即興の名手。
単旋律のメロディーにも広がりがあります。
メトロノームできちきちと弾くことを
バッハが望んでいたとは思えません。
そういうわけで今日はバッハ演奏に
一石を投じたグールドのバッハ。
自由に歌っているように聴こえながらも
実はきれいなラインを描いています。
ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調 [CD♪]
元気をだしたいときに
真っ先に思い浮かぶのがこれ!
ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調。
ミケランジェリのこの演奏が
とても好きです。
テンションがあがる1曲。
真っ先に思い浮かぶのがこれ!
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調、ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第4番
- アーティスト: ミケランジェリ(アルトゥーロ・ベネデッティ),フィルハーモニア管弦楽団,ラヴェル,ラフマニノフ,グラチス(エットーレ)
- 出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
- 発売日: 2008/10/22
- メディア: CD
ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調。
ミケランジェリのこの演奏が
とても好きです。
テンションがあがる1曲。
インヴェンションとシンフォニア [CD♪]
すみだトリフォニーライブ録音 [CD♪]
リストのコンソレーション [CD♪]
リストの超絶技巧的な曲よりは
深く心に入ってくるものの方が好きです。
リストの作品は数多くあるけれど
弾いてみたいもののひとつが
コンソレーション。
6曲からなっています。
3曲目が一番有名かな?
独立してそれだけ弾かれることも多いです。
今日はチッコリーニ氏の演奏で。
ベルカントなコンソレーションを。
深く心に入ってくるものの方が好きです。
リストの作品は数多くあるけれど
弾いてみたいもののひとつが
コンソレーション。
6曲からなっています。
3曲目が一番有名かな?
独立してそれだけ弾かれることも多いです。
今日はチッコリーニ氏の演奏で。
ベルカントなコンソレーションを。
Fantasia / Sonata / Consolations
- アーティスト:
- 出版社/メーカー:
- 発売日: 1994/04/13
- メディア: CD
Rare Recordings [CD♪]
ディヌ・リパッティ・レア・レコーディングズ
1枚目はリパッティの演奏が収録されています。
リストのピアノ協奏曲
アンセルメ指揮スイスロマンド管弦楽団
1947年6月の録音なのでEMIで出されているものと同じです。
そしてエネスコのソナタ第1番第2楽章。
新しい感覚でおもしろい曲ですが
当時で弾きこなしていたリパッティの
柔軟性と音楽性を感じます。
ブラームスのインテルメッツォop.117-2
この二つが1936年の録音でした。
若々しい中にも深みがあります。
ブラームスのインテルメッツォop.116-2
バッハの主よ、人の望みの喜びよ
スカルラッティ ソナタ L.387
ショパン エチュード op.10-5
シューマンの交響的練習曲よりop.13-9
リストの2つの演奏会用練習曲より「小人の踊り」
これが1941年でブカレストの録音。
テストレコーディングとなっていたのでリパッティは
もしかしたら許可をださなかったのかもしれません。
ブラームスは意外な感じもしますが好きなのでしょうね。
スッと入ってきます。
バッハは後の録音よりもテンポは速めで
明るい感じがしました。
スカルラッティの音の輝きは違うピアノで弾いているみたい。
よくない録音状態の中でもさすがの煌きです。
リストは見事ですね。
技術は申し分ないし音が華やかなのでぴったり。
そして1947年の録音はロンドンのBBCスタジオでリストの
3つの演奏会用練習曲より「軽やかさ」
軽やかさってこういうことね、と感じます。
チェロとの共演で
フォーレの「夢のあとに」
ラヴェルの「ハバネラ」
リムスキーコルサコフの「熊蜂の飛行」
ショパンの練習曲2つ
作品10-5と25-5
こちらは前にでているライブ録音と同じ1950年。
そしてバルトークのピアノ協奏曲第3番第2楽章。
これもEMIから出ているもの同じライブ録音です。
リパッティ初レコーディング [CD♪]
「リパッティ・レアレコーディングズ」
いろいろなところに興味はありますが
その中のひとつがリパッティの初録音です。
このCDに入っているリパッティの初録音はパリにて
エネスコのソナタ第1番第2楽章とブラームスの
インテルメッツォ。
1936年6月だから19歳ですね。
リパッティはエネスコを好きだったのだなあというのが
よく伝わってくる演奏です。
ブラームスのインテルメッツォも深く伝わってきました。
録音状態はあまりよくないんですけど・・・それ以上に
心の奥底にぐっと触れる部分があるんです。
やはり最初のレコーディングというものは
自分の思いいれの強い曲が選ばれるものです。
いろいろなところに興味はありますが
その中のひとつがリパッティの初録音です。
このCDに入っているリパッティの初録音はパリにて
エネスコのソナタ第1番第2楽章とブラームスの
インテルメッツォ。
1936年6月だから19歳ですね。
リパッティはエネスコを好きだったのだなあというのが
よく伝わってくる演奏です。
ブラームスのインテルメッツォも深く伝わってきました。
録音状態はあまりよくないんですけど・・・それ以上に
心の奥底にぐっと触れる部分があるんです。
やはり最初のレコーディングというものは
自分の思いいれの強い曲が選ばれるものです。
リパッティ・レア・レコーディングズ [CD♪]
ブランデンブルク協奏曲 [CD♪]
ボレットのリスト [CD♪]
ボレットは音が美しく、表現が繊細で
歌い方も流麗です。
テクニックはあるけれど技巧を押し付けない
こういう演奏を聴くとリストの新しい魅力を
感じられるのではないでしょうか。
私が大学生だったときにボレットは初めて聴いたですが
それ以来、私の中の定番的存在のリストです。
近頃、リストの曲を弾いていることもあって
リストを聴きたいと思うときにすぐ浮かび上がるのが
ボレットなんですね。
心にしっとりと入ってくるリストなので好きです。
(弾いている曲は聴きませんが)
強く圧倒する感じがするからリストが苦手という方も
時々お見受けしますがそんな方にもおすすめ。
Beethoven [CD♪]
この番組をみてから久しぶりにベートーヴェンも
いいかなと思ったりしている私です。
いいですよね、シフのベートーヴェン。
解釈や構築、色彩などさすがで
伝わってくる大きさが違います。
シューベルト弾きとして有名なのも
頷けます。
協奏曲は当分やる機会はないでしょうけれど
ソナタは弾きたいものが数曲あるので
自分の勉強のために弾いてみようと考えています。
お気に入りの
チッコリーニ氏のベートーヴェン全集は
お値段が定価からびっくりの価格になっていますが・・・
他で探してみると定価であるかもしれません。
Beethoven: Les 32 Sonates pour piano [Box Set]
- アーティスト: Ludwig van Beethoven,Aldo Ciccolini
- 出版社/メーカー: Cascavelle
- 発売日: 2007/09/18
- メディア: CD
ラヴェルピアノ協奏曲 [CD♪]
今日はこれ!
私の一時期のお目覚め曲でした。
朝が弱い私でもパッと目が覚めて
クリアになるんですよね。
曲も大好きですが
やっぱりミケランジェリは繊細ですごい!
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調、ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第4番
- アーティスト: ミケランジェリ(アルトゥーロ・ベネデッティ),フィルハーモニア管弦楽団,ラヴェル,ラフマニノフ,グラチス(エットーレ)
- 出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
- 発売日: 2008/10/22
- メディア: CD
私の一時期のお目覚め曲でした。
朝が弱い私でもパッと目が覚めて
クリアになるんですよね。
曲も大好きですが
やっぱりミケランジェリは繊細ですごい!
ノクターンはピアノのために [CD♪]
こちらは入荷待ち受付中
チッコリーニ氏が2005年の演奏会のときに
東京文化会館のアンコールで弾いてくれたのが
ショパンのノクターン作品9-2でした。
よく知られた名曲ですが
あまりの美しさに
言葉をなくしました。
美しい曲だとは知っていましたが
こんなに極上の美しさだとは
恥ずかしながら実感していませんでした。
この曲の真の美しさを汚していたのは
ピアノ弾きである私たちだったのね・・・
ショパンさん、ごめんなさい。
そんな思い出のある
チッコリーニ氏のノクターンです。
ピアノは減衰する楽器だから
歌やヴァイオリンのようにはできません。
だから歌やヴァイオリンだったら・・・ということでもないのです。
ショパンはピアノのために書いたのですから。
チッコリーニ氏の演奏は歌い方の妙を堪能できます。
絶品です!!!
今日の一枚 [CD♪]
今日の一枚 [CD♪]
Debussy: Complete Works For Piano
- アーティスト: Claude Debussy,Aldo Ciccolini
- 出版社/メーカー: Angel
- 発売日: 2000/10/31
- メディア: CD
ドビュッシーの「子供の領分」
父の心からのおわびをこめて、と
この曲集は愛娘が3歳のときに作曲されたもの。
チッコリーニ氏のピアノはそれぞれの
物語がみえてくるよう。
語りかけるように演奏されています。
Image oubliees [CD♪]
最近よく聴いているのが
チッコリーニ氏のドビュッシー5枚組です。
その中でもよく聴いているものは
Estempes、Imageが入っている1枚目。
ドビュッシーの作品、Imageには
有名な第一集、第二集がありますがもうひとつ、
1894年に書かれた俗に「忘れられた映像」と
訳されているものもあります。
1曲目はレント
静かな旋律が物憂げです。
2曲目はサラバンド、ルーヴルの思い出
この曲は「ピアノのために」のサラバンドそっくり!!!
よ~く聴くと微妙に音が違うので響きも印象も微妙に違います。
ほぼ同じ形で次の組曲に入れられた曲。
ドビュッシーは何かを思い、組み合わせを変えてまでも
世に送り出したかったのでしょうか。
そのことに関してはピアニストの青柳いづみこさんの執筆に
面白い内容が書かれており
ふむふむ~といったところです。
3曲目は「もう森へは行かないの諸様」
これは楽しいです。
同じ童謡をモティーフに使った「雨の庭」とは
全く雰囲気が違います。
森には行けなくたってこんなに楽しいよ~
という印象でしょうか?
弾んで楽しい、チッコリーニ氏の隠れた名演です。
チッコリーニ氏のドビュッシー5枚組です。
その中でもよく聴いているものは
Estempes、Imageが入っている1枚目。
ドビュッシーの作品、Imageには
有名な第一集、第二集がありますがもうひとつ、
1894年に書かれた俗に「忘れられた映像」と
訳されているものもあります。
1曲目はレント
静かな旋律が物憂げです。
2曲目はサラバンド、ルーヴルの思い出
この曲は「ピアノのために」のサラバンドそっくり!!!
よ~く聴くと微妙に音が違うので響きも印象も微妙に違います。
ほぼ同じ形で次の組曲に入れられた曲。
ドビュッシーは何かを思い、組み合わせを変えてまでも
世に送り出したかったのでしょうか。
そのことに関してはピアニストの青柳いづみこさんの執筆に
面白い内容が書かれており
ふむふむ~といったところです。
3曲目は「もう森へは行かないの諸様」
これは楽しいです。
同じ童謡をモティーフに使った「雨の庭」とは
全く雰囲気が違います。
森には行けなくたってこんなに楽しいよ~
という印象でしょうか?
弾んで楽しい、チッコリーニ氏の隠れた名演です。