フランク・ヴァイオリンソナタ♪ [CD♪]
数年の時を経て再び・・・
フランクのヴァイオリンソナタにはまっています。
このねっとりさ加減がたまらなく好きです。
この作品はフランク円熟期の1886年に作曲されました。
後に大ヴァイオリニストになった若かりしイザイに
献呈されています。
「ささやかな手書き譜ひと束、わたしはここに心のすべてを
こめました」
新婚の贈り物となったという逸話にふさわしく
重厚でロマンティックです。
第1楽章はゆったりとしたソナタ形式。
印象的な旋律がたっぷり歌われます。
第2楽章はニ短調。
哀愁を帯びたテーマが展開されていきます。
ピアノとのかけあいも緻密。
第3楽章はレチタティーヴォ~ファンタジア
たっぷりとした旋律で調性がうつろいでいくこの楽章は
たとえようもなくロマンティック。
第4楽章はロンド形式。
この楽章は幸せ感あがとってもあふれている気がします。
テーマが明るくのびやかで輝いていて
美しい光が差し込んでくる感じ。
ロンドの変化の仕方もとっても魅力的。
聴き終わって何か満たされた気持ちになる
大好きな作品です。
フランクはピアノソロよりもヴァイオリンや室内楽の方が
私の好きな曲が多いかも。
特にこのピアノ、弾きたい!!!
どなたかヴァイオリンを弾いてくれませんか?
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