フォーレ・ヴァイオリンソナタ第1番♪ [CD♪]
久しぶりにフォーレのヴァイオリンソナタ第1番が聴きたくなりました。
今日はティボーのヴァイオリンで。
ピアノはコルトーです。
フォーレのヴァイオリンソナタは1876年に完成した作品。
青年期のフォーレが書いたこの第1番イ長調は
颯爽とした魅力が素敵な曲です。
1875年から76年にかけてフォーレは名門ヴィアルドー家のマリアンヌと
恋愛中だったそう。
甘く美しい幸福感あふれるメロディーにはそういう想いが満ち溢れています。
第1楽章はアレグロ・モルト ソナタ形式
ピアノに誘われて甘美なメロディーが奏されます。
とても初々しい伸びやかさを感じる楽章です。
第2楽章はアンダンテ ニ短調の緩徐楽章はソナタ形式
少し曇った空気の中で切々と歌われるカンタービレ。
最後には暗雲が消えて光が差し込んでくるようです。
第3楽章はアレグロ・ヴィーヴォ スケルツォとトリオ部分からなっています。
ピッツィカートがその諧謔的な面白さを表現しているスケルツォと
ちょと切なく歌うトリオ部分からなるテンポのよい楽しい楽章。
第4楽章はアレグロ・クワジ・プレスト ロンド形式
ロンドのテーマも満ち足りた幸せを感じさせます。
調性の変化がフォーレらしいですね。
幸せ感いっぱいの第1番は聴いていても心を満たしてくれます。
フォーレの中でも大好きな作品のひとつ。
こういうカンタービレを歌わせたらティボーってすごいですね。
私はやっぱり魅了されてしまいます。
甘く、幸福感に満ちたメローディ。
とってもステキですね(☆^-^☆)。
そんな音楽が漂っているだけで、なんともいえない
幸福な気持ちで満たされていきます。
音楽の力は魔法のようですね。
昨日、小沢征爾さんの「ボクの音楽武者修行」を読み終えました。
とっても楽しかったです。
色んな指揮者とのエピソードも書かれていました。
さらに音楽に興味を惹かれたきっかけとなりました。
by mimi (2008-01-22 10:24)
☆mimiさん♪
この曲は音楽の幸せを感じさせてくれます。
熟したというよりは初々しさが感じられて
さわやかな甘さなんですよね。
イメージとしては一途な初恋に近い感じかも。
聴くたびに大切な心を思い出させてくれるような・・・
そんな大好きな曲です(^^)
小澤さんの本を読み終えたのですね。
興味深いエピソードが多い人ですよね。
これからもお元気でご活躍してほしいと思います。
by fujika-piano (2008-01-22 23:28)
初めまして。
私の今日のブログで、この素敵なブログを紹介させていただきました。
事後の連絡となって申し訳ありませんでした。
循環器疾患と2型糖尿病 その2(2/2)
http://blog.m3.com/reed/20110726/_2_
by harrison (2011-07-26 19:19)