ロンのフォーレ♪

多くの優秀なピアニストを育てたフランスの
女性ピアニスト、マルグリット・ロン。

レガート奏法について考えていたとき、
ふと聴きたくなりました。

フォーレ:ピアノと管弦楽のため

• アーティスト: フォーレ, マルグリット・ロン, アンドレ・クリュイタンス, パリ音楽院o.
• 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
• 発売日: 1995/10/25
• メディア: CD

フォーレやドビュッシー、ラヴェルなどと親交のあったロン女史。
その演奏は作曲家の意図したことを再現しようという
誠実なものでした。

フォーレのあの独特な息の長いフレーズをとても
美しく聴かせてくれます。
なめらかなレガート、柔らかいカンタービレですね。
流麗な演奏で穏やかな魅力に満ちています。

コメント 2

フォーレ、ドビュッシー、ラヴェル・・・
こうした作曲家の意図を汲んで演奏されるピアノ演奏、
どんなものなのでしょうね・・・＾＾
きっと何か大切な宝が隠されているような？
そんな気がします・・・。
流麗なラインがピアノで描かれる様は癒されますものね・・・＾＾
by たか♪ (2007-08-22 22:52) 

☆たか♪さん

多くの素晴らしい作曲家が生きていた時代、
ロン夫人の活躍された頃は音楽家の古きよき時代でも
といわれますが技巧主義に傾いてきたときに失い、
忘れ去られたものがたくさんある気がしました。

ロン夫人の書かれているドビュッシーやラヴェル、
フォーレの各本は作曲家が直接語った言葉がたくさん
載っていてとても参考になります。

作曲家に誠実な演奏をするロン夫人。
レガートがとても美しく、優美な歌い方です。
癒されてしまいますね（＾＾）
by fujika-piano (2007-08-22 23:57)