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3人の作曲家♪ [Musique♪]

E・グリーグ(1843-1907)

ということで
今年は2007年はグリーグ没後100年。
(もちろん生誕イヤーでイヴェントの方が好きですが)

せっかくの機会なので秋には久しぶりにグリーグを
弾こうと近頃練習しています。

グリーグはリストに会って影響を受け
その助言に従ってさらに勉強したのだそうです。

初期のピアノ曲や抒情小曲集などの作品番号と
曲の内容を照らし合わせてみると
なるほどな、と思います。
短期間に作曲技法がどんどん熟していくのは
そういう影響があったのですね。

そのリストはショパンを知ってから曲に
詩情を盛ることを教えられたといわれています。

パガニーニのヴァイオリンに感銘を受け
「自分はピアノ界のパガニーニになろう」
と決意したという若かりし日のリスト。
そんなリストがショパンと出会い独特の
繊細で詩情溢れる演奏を聴いたときの感動は
いかばかりだったでしょう。
それからリストは華やかな技巧だけでなく
優しく歌う曲もたくさん書いています。

そういう関係を感じて弾いているとその3人で
プログラムを考えてみたくなりました。

美しくカンタービレな曲というと
真っ先に浮かぶのが「夜想曲」
この3人は夜想曲を書いています。

グリーグ「夜想曲」
北欧だけに夜に対する感覚は独特だなあと
感じさせられる1曲。
他の北欧らしい小曲も弾けたらいいな。

リストは夜想曲にこだわるのなら「愛の夢」
雰囲気的には「ため息」もいいのではないかと
感じています。

そしてショパンの夜想曲。
有名な9-2か、私の好きな27-2かな。
あとは人気のあるワルツなどを組み合わせる予定。

3人の「夜想曲」を主要テーマにして
弾く、というのもいいかもしれません。
秋の夜長にはぴったりですよね。


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jyoji-san

フランツ・リストの愛の夢が好きです。そしてショパンのノクターンが好き!!ジョルジュ・サンドにひどいめにあっても耐えていたショパンにエールを贈りたい私です。
初めまして・・・ピアノは弾けませんが聴くのは大好きです。8月にノルウエーに行ってきました。グリークの国だなと思いながら、フロム鉄道に乗って、フィヨルドを遊覧船で巡って帰りました。・・・・・・とてもfriendly な国民性で親日家が多いような気がしました。
ポーランドには行った事がありません。ハンガリーには行きましたがリストほどのハンサム・イケメンはいませんでした。(笑)
彼の手にメロメロです。・・・・・(イケナイ・ワタシ)
ウィーンのハイリゲン・シュタットに行きました。田園の小川を高校生に見せたら・・・・「ナーンヤ・コンナトコカ」・・・・と言われLudwig van Beethoven
を知らん者を連れて来るんじゃなかった・・・・・・トホホホホ・・・・
by jyoji-san (2007-08-30 11:23) 

fujika-piano

amaguriさんはリストの愛の夢や
ショパンのノクターンがお好きなのですね。
私もどちらも好きな作品です(^^)

8月にノルウェーに行かれたのですか?
親日家が多いとは嬉しいですね。
ノルウェーの民謡などを弾いていると心にくるものが多いので
なにか近いところがあるのかもしれません。

ショパンの作品にますます虜になっている私です。
天才が多い作曲家の中でもやっぱりショパンは
特別な存在だなあとしみじみ感じます。
リストはピアニストらしい手をしていますよね。
あの超絶技巧エチュードが作曲されたこともよくわかります。
ショパンとリスト、二人の手の差はエチュードの差にも
あらわれているのかもしれません。

そういえば私はポーランドもハンガリーもまだでした・・・。
ハイリゲンシュタットには行きましたが・・・そうでしたか。
ベートーヴェンに関する話を知らないと有難味が
薄れるかもしれないですね(^^;
私も作曲家をたずねていろいろ旅行したいです(^^)
by fujika-piano (2007-09-03 23:06) 

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