鏡♪ [Musique♪]
今日は久しぶりにラヴェルの「鏡」を練習。
1曲目のノクチュエルは実はかなり好き。
「鏡」の中でも一番最近まで弾いていた曲。
日本語で「蛾」という訳だとちょっと微妙だけれど
「夜の蝶」・・・日本のそれとは少しニュアンスが違うようです。
2曲目の「悲しい鳥たち」
鳥の鳴き声のような音が印象的な曲です。
オーケストラに編曲されている3曲目の「海原の小舟」と
4曲目「道化師の朝の歌」はやはり力がある曲。
「海原の小舟」はラヴェル・水三部作の一つ。
ここで描かれているのは川や湖ではなく海の波。
大きなうねりが特徴の曲です。
「道化師の朝の歌」は独特のリズムがむずかしい。
スペイン風なところが「Alborata del gracioso」という
タイトルにも表れています。
ギターを爪弾くように弾けたらかっこいいかな。
私にとってこの2つはどちらも大変だった曲。
以前よりはいい感じになってきました。
5曲目の「鐘の谷」
遠くから聴こえてくる響きは新しい書法で書かれています。
全体としてのまとまりが希薄なためでしょうか、演奏会などでは
この曲の全曲演奏が比較的少ないようです。
私も多分、全部まとめてとはいかないけれど
時々プログラムに入れたいなあと思います。
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