楽譜♪

生徒のコンチェルトの楽譜を見ていたら・・・
版によって音が違う、違いすぎる！

カデンツァが違うのは分かるけれど
オケパートでもないソロピアノパートの音が
どうしてこんなに別物なの？

どちらでもいい、という注釈がある箇所でもなく
想像をはるかに超えてか～な～り～左のパートが違う。

う～ん・・・。
これは原典版を調べてみないと怖いなあ。

最近は楽譜について考えさせられることが本当に多い。

校訂や監修をした楽譜はたくさん出版されているけれど
元の楽譜を勝手に変えていい、ということはないはず。

それがスラーひとつにしても。
それだけで全く意味が変わってしまうのです。

弾きやすいから、とフレーズを書き換えたら
あるいは音を変えたり、抜いてしまったら
作曲家の意図に反することになります。

演奏するときに
音楽に、作曲家に真摯でありますか？

それとも弾きやすいことを選びますか？