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12/10はフランク&メシアン♪ [Musique♪]

1822年にセザール・フランクが生まれています。
幼少から才能を発揮。
ベルギーからパリ音楽院に学びます。
その後オルガニストをつとめながら作品を作り続けます。

フランクには多くの人たちがその人徳を慕って集まりました。
門下からはショーソン、ダンディ、ピエルネなどが出ています。

カトリックの深い信仰と重厚な作風でしられるフランク。
教会オルガニストをつとめていたこともあって
多くのオルガン作品を残しています。
交響曲に素晴らしい作品が多いです。
フランクは晩年に傑作が多いのはすごいことだと思います。
精神・内面が充実してきた輝きがたくさん作品に表れています。

ピアノ曲は音大時代に却下されて以来縁がないのですが・・・

「ピアノ五重奏曲へ短調」
これは数あるピアノ五重奏曲の中でも一番のお気に入り。
いつか弾く機会があったらいいな、なんて夢見ています。

ヴァイオリンソナタも大好き。

この曲は大ヴァイオリニスト、イザイに捧げられています。
当時気鋭の青年ヴァイオリニストだったイザイにフランクらしい
慎ましやかな温かい献辞をそえて。

今日はティボー&コルトーの演奏で。

フランク、フォーレ&ドビュッシー : ヴァイオリン・ソナタ

フランク、フォーレ&ドビュッシー : ヴァイオリン・ソナタ

  • アーティスト: ティボー(ジャック), コルトー(アルフレッド), フランク, フォーレ, ドビュッシー
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 2001/02/21
  • メディア: CD

この日はオリヴィエ・メシアンもお誕生日(1908-1992)
20世紀を代表する作曲家の一人です。

敬虔なカトリック教徒であったメシアン。
「幼児イエスに注ぐ20のまなざし」「アーメンの幻影」など
宗教を題材に多くの作品を残しています。

鳥も愛し、多くの作品で鳥が素材として使われています。

こちらはメシアン夫人のイヴォンヌ・ロリオ女史による作品集。
「幼児イエスに注ぐ20のまなざし」
「鳥の小スケッチ」
「8つの前奏曲」
「4つのリズムの練習曲」

このCDはメシアン自身が曲の解説を書いていて
音と色彩のことなど興味深いです。

久しぶりに聴いてみようかな・・・。


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タマンサ

フランクのヴァイオリンソナタ好きですね~。ベートーヴェンの「スプリング」「クロイチェル」、私の独断で「マイ・3大ヴァイオリンソナタ」です。
以前、ピアニストが思い出せなくて・・・・・フランクのピアノ曲のCDをお借りすることがあって「バラード」と言う曲があり、弾いてみたくて楽譜を探し回ったのですが未だ情報無しです。Fujikaさん、フランクの「バラード」ってご存知ですか?
by タマンサ (2006-12-11 20:13) 

fujika-piano

タマンサさんもフランクのヴァイオリンソナタお好きですか?
いいですよね~! たまらなく好きです♪

フランクの「バラード」は聴いたことがないです。
素敵な作品のようなので聴いてみたいです。

たまにありますよね。
CDに入っていても楽譜の情報すらない、ということは。
輸入版カタログにもない場合・・・
その音楽家の協会に問い合わせると回答があったりするらしいですよ。
by fujika-piano (2006-12-12 23:28) 

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