Hommage a Lipatti♪ [Musique♪]
今日は敬愛するピアニスト、ディヌ・リパッティの命日。
1950年に白血病のため33歳で亡くなっています。
過去関連記事の
「ブザンソンリサイタル」はこちら
「3/19はリパッティ」はこちら
私は力が出ない時、リパッティを思いながら超えてきたことが
たくさんありました。
もちろん純粋に演奏で感動することが一番大きかったけれど・・・
リパッティの音楽に対する真摯な姿勢
それははどんなときでも変わらなかったから。
自分を省みて鼓舞する存在でもあったのです。
最近はあまり自分でも納得いかないことが多い日々。
リパッティはあんな状態でも全てを音楽に向けたのだから、
自分はもっと頑張らないと、と思うこと以上に
小さいことにリパッティを持ち出すのはと申し訳ないなあ
なんて感じてしまい、自分の弱さや甘えなど
どこかの森に彷徨いこんでしまったようだったけれど
リパッティの祈りそのものだったバッハは
そういうことも全て払拭してくれるような演奏で
心と魂に響きました。
また頑張っていこう。
はじめまして。
Lipattiという言葉につられてやってきました。
おこがましくも名前をお借りしている者です。
記事を拝見しました。Lipattiの真摯な姿勢には自分もものすごく影響を受けており、とても共感できました。
今日(昨日)はいろいろとCDを聴いてました。
特にバッハのパルティータは、ブザンソンリサイタルとスタジオ録音のものと何度も聴きました。リサイタルのパルティータを聴くと本当になんともいえず胸が熱くなってきます。
by Lipatti (2006-12-03 01:38)
はじめまして。コメントありがとうございます。
こういう日はリパッティをしみじみと聴いてしまいますよね。
パルティータはスタジオ録音も素晴らしいですけれど
リサイタルの演奏は次元の違う凄さがあります。
ブザンソンのリサイタルは伝わってくるものがあまりにも大きくて・・・
いつも襟を正して聴いてしまいます。
これからも大切に聴いていきたいと改めて思いました。
by fujika-piano (2006-12-04 23:24)