浅草食見聞録 其の壱 駒形どぜう☆

今日は浅草の味巡り。

いつも前を通る度に気になっていたお店「駒形どぜう」
お昼時は長い行列なんですもん。

しかし、どぜう・・・。
私の中ではイメージがあまりよろしくないのでした。
食べたことがないのに勝手に想像が固まってしまっていたり。

でもお店から出てくる人がみんな満足気なお顔。
これは普通じゃないのかも・・・。
と勇気をもっていってまいりました。

お店は享和元年（1802年）創業という老舗。
お店に入ってまずびっくり。
畳の上に板が直接置いてありそれがテーブルなんですもん。
江戸時代の長屋文化ってこんな感じ？

2人で行ったので注文したのは
「柳川定食」2200円
「なべ定食」2450円
ランチとしてはかなりよいお値段です。

運ばれてきたどぜう鍋にカルチャーショック。
浅底の広口お鍋いっぱいに敷き詰められたどぜう・・・。
う～ん・・・食べられるかな。

とりあえずねぎをどっさり。

まず私は柳川なべの方からご賞味。
生まれてはじめての「どじょう」
玉子とごぼうでまとまっていえお味は濃い目。
ひらいて骨もとってあるので柔らかく食べやすい。
うん、これならいけるかな。

さて迫力満点の「どぜう鍋」
えいっ！ていってみました。

お味は・・・生臭さは全然ありません。

したごしらえがしっかりしてあるし濃い目の割り下なので
姿がみえなければいけます。
七味や山椒たっぷりが◎

これはびっくり「どぜう汁」
濃厚なお味でおいしい。
どじょうの稚魚が入っています。
こちらは骨もあり少し歯ごたえがある感じだけれど問題なくいけます。
おみその味はくせになりそう。
どじょうはコラーゲンたっぷりで女性には嬉しい美肌効果も期待できそうですよ。

これは定食についてくる田楽。
おみそのお味もしっかり濃い目。
でもおいしかったです。

ご近所のおじいちゃんが一人でふらっと立ち寄っていたり
観光客の団体さんが訪れていたり・・・
なんだか楽しいお店でした。

はじめて「どじょう」を食べるのならここはお勧めです。