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ショパン・エチュード♪ [CD♪]

ひさしぶりにリパッティのショパン・エチュードを。

といっても録音は作品10-5と作品25-5の
2曲しか残っていません。

ショパンのエチュード作品10-5嬰ト長調「黒鍵」
右手が全部黒鍵で演奏されるところからこの呼び名がつきました。

エチュードの中では比較的早い時期に弾く曲ですけれど
ただ右手をかっこよく動かしているだけというものになりやすい曲。
左手の歌い方にかなり注意が必要ですね。

それ以上に実はかなり奥が深い曲でもあります。
掘り下げる魅力に溢れた曲。

リパッティの演奏は音が際立って美しい。
この曲の「真」を聴かせてくれます。
何度聴いても素晴らしい演奏。絶品です!

そして作品25-5はホ短調
スケルツァンド的な曲でリズムに特徴があります。
中間部はしっとりと美しい。
これは高校時代にあまりよくない思い出があったので
実はよい印象がありませんでした。
はじめてこの曲のよさを知った大切な演奏です。

エチュード2曲は↓こちらに収録されています。
どちらもライブ録音。

ショパン : ワルツ集 ― 全14曲 他ショパンの作品

ショパン : ワルツ集 ― 全14曲 他ショパンの作品

  • アーティスト: リパッティ(ディヌ), ショパン
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 1996/08/21
  • メディア: CD


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コメント 2

たか♪

リパッティの音色は他のピアニストと一線を画していますよね。
そのフォームにもかなりのポリシーもあったそうですものね。
なんだかそれが良く伝わってくるような・・・^^
輝くクリスタルのような音色は今も多くのピアニストを魅了しているのですね・・・^^
by たか♪ (2006-08-17 00:51) 

fujika-piano

リパッティは音が究極に美しいピアニストですね。
硬質で輝く磨きぬかれた音色は一音一音に
命を吹き込んでいます。
リパッティはいつ聴いても魅了されてしまいますね。
今日も感嘆していました(^^)
by fujika-piano (2006-08-17 01:11) 

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