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~ザ・ベスト・オブ・モーツアルト~ [Impressions de recital ♪]

~思い出の演奏会 vol.1~

アルド・チッコリーニ ピアノリサイタル

2003年10月12日のすみだトリフォニーホールの演奏会より

~ザ・ベスト・オブ・モーツアルト~

ピアノソナタ  第2番へ長調
         第11番イ長調
         第13番変ロ長調
         幻想曲ハ短調
         第14番ハ短調

使用ピアノ:ファツィオーリ

初めてチッコリーニ氏の生演奏を聴くことができて
憧れのファツィオーリの生の音も聴くことができる。
ワクワクしながら行きました。

ソナタの2番の最初のアルペジオ和音だけでひきこまれてしまった。
全然音が違う!
これがファツィオーリのピアノの音?
透明で柔らかくて美しい音。澄んだ明るい音色。
モーツアルトにはピッタリ!
トリルの軽やかさもスタインウェイやベーゼンドルファーでは
出せない美しさだった。

有名な11番も素晴らしかった。
変奏は優雅に美しい。メヌエット楽章はテンポよく、
トルコ行進曲は躍動的でも品があった。

大好きな13番も柔らかな美しさに満ちていた。

ハ短調の幻想曲とソナタはモーツアルトの真のフォルテを感じた。
モーツアルトの短調は切なく美しい。
チッコリーニ氏はタッチで様々な陰影を聴かせてくれた。

モーツアルトは2楽章がむずかしいけれどさすがチッコリーニ氏は
想像以上の美しさで全てのソナタを聴かせてくれた。すごい。
生演奏でこんなに素晴らしいモーツアルトは初めてです。

アンコールはシューベルトを2曲。
クペルヴィーサーワルツ。
初めて聴いたこの曲。魅力的な演奏で素敵な曲だった。

アンプロンプチュ作品90の4。
この曲の素晴らしさを初めて知ったかもしれない。

(過去日記より加筆修正)

☆初めて聴いたチッコリーニ氏の生演奏とファツィオーリの音に虜になりました。
 聴きなれている、自分でも弾いているモーツアルトのソナタがとても新鮮で
 その世界に引き込まれ、楽しく聴けました。


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