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シューマンのピアノ曲♪ [Musique♪]

シューマンは私の中でドイツロマン派の作曲家としては
かなりの位置にいる。
でも・・・弾けない。
自分の心とあまりにも似ているところがあるから。
曲と自分との境目を越えて同化してしまいそうな気になってしまう。
今、シューマンを弾いたら心が壊れてしまうような感じさえする。
もう少し熟すのを待ちたいような気持ち。
そう思っていたここ数年。

大学でも弾いたのは「子どもの情景」と「ウィーンの謝肉祭への道化」
「幻想小曲集」から数曲くらい。
卒業演奏でもシューマンは人気があった。
「クライスレリアーナ」「ダヴィット同盟舞曲集」、「交響的練習曲」
「幻想曲」「ソナタ」など。
私はこれらの大曲は弾いていなかった。
先生にもあなたにはシューマンの大作はむいていないわね、といわれて
そうですね、とあっさり引き下がったのは聴く方が好きな曲もあるから。

シューマンはピアニスティックではないから手がもどかしい。
聴いている以上に弾きにくい作曲家の一人。
それでも、あるいはそれだからこそ、あの音楽になったのかもしれない。

いつか弾いてみたいのが「森の情景」と「謝肉祭」かな。
「謝肉祭」は子どもの頃から大好きだった。
かっこいい出だしから始まる物語のようなこの曲は
胸をワクワクさせながら聴いた思いい出の曲。
あともう少したったら・・・弾けるかなという気もしている。

「森の情景」も大好き。
これはいつか演奏会でとりあげたい曲。
今でもこの中の「予言の鳥」だけはよく弾いている。
何かを感じたのは高校生だったかな。
今まで知っているシューマンと違う世界。
ドイツの森の神秘を夢見たような気がしたから。

今回、シューマンに関して少し新しいことを知りたいなと思って
シューマンの伝記を読もうかなと考えたけれど未だ開けず・・・。
シューマンを弾くのにはまだまだ時間がかかるのかも・・・。

シューマン―愛と苦悩の生涯

シューマン―愛と苦悩の生涯

  • 作者: 若林 健吉
  • 出版社/メーカー: 新時代社
  • 発売日: 1999/03/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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