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リトル・バッハ・ブック [CD♪]

最近レッスンでバッハを弾く生徒も増えて
私も平均律をもう一度勉強しなおしたりして
なにかと触れることが多いバッハです。

バッハはおもしろくない、と思っている人
多くないですか?

私もはっきり言ってむずかしくて苦手でした。
でも中学校の時に音楽鑑賞で聴いた
小フーガト短調やトッカータとフーガなんかは
当時から大好きでした。
それなのに自分が練習しているインヴェンションや
シンフォニアはきれいなメロディーはあるのに
何だか弾けない。
なぜバッハ=むずかしい=おもしろくない=苦手
ということになってしまうのか?

右手メロディー、左手伴奏という古典・ロマン派といわれる
形式だけになれてしまうと左や内声が歌うものは
苦手意識をもちやすくなることも一つの要因でしょう。

多声音楽を立体的に構築していく楽しみは奥深く素晴らしいですが
若いうちにはなかなか感じにくいものです。
(小学生でわかっていたらそれはそれですごいですけど)


それは平面的にとらえてしまうからなんですね、きっと。
機械的に弾かされるとただの勉強になってしまう。

でもバッハは即興の名手。
単旋律のメロディーにも広がりがあります。
メトロノームできちきちと弾くことを
バッハが望んでいたとは思えません。

そういうわけで今日はバッハ演奏に
一石を投じたグールドのバッハ。

自由に歌っているように聴こえながらも
実はきれいなラインを描いています。


バッハ:リトル・バッハ・ブック

バッハ:リトル・バッハ・ブック

  • アーティスト: グールド(グレン),バッハ
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
  • 発売日: 2004/11/17
  • メディア: CD



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