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サン=サーンスピアノ協奏曲第2番 [CD♪]

さて引き続きサン=サーンスのピアノ協奏曲第2番。

第2番はト短調。
1868年の作曲、初演です。


第1楽章はバッハのトッカータを思わせる即興的で
長いカデンツァのピアノから始まります。
構成がしっかりとしたソナタ形式。


第2楽章はスケルツァンド的。
緩やかに歌うところがなんともいえず素敵。
踊っている情景が目に浮かぶようです。
ピアノとオケの掛け合いの妙も楽しめます。

第3楽章はソナタ形式。
衝撃的な導入から情熱的な主題が始まります。

1、2楽章は素晴らしいけれどフィナーレは
ちょっと物足りない、と日本の某大御所の先生が
おっしゃられましたが決してそんなことは
ないと思います。
第3楽章は燃焼する魅力がありますよね。

リストはこの曲を評価していたし
ビゼーがソロ用に編曲したりしていることからも
充実度が伺えるでしょう。


サン=サーンス:P協奏曲全集

サン=サーンス:P協奏曲全集

  • アーティスト: チッコリーニ(アルド),サン=サーンス,ボード(セルジュ),パリ管弦楽団
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1996/11/20
  • メディア: CD



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