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サン=サーンス ピアノ協奏曲第1番 [CD♪]

サン=サーンスのピアノ協奏曲ニ長調。
1958年の作という説と1965年作という説があります。
いずれにしてもサン=サーンスが20代で書いた、
初めてのピアノ協奏曲です。


第一楽章は管楽器の山を思わせる
呼びかけのようなフレーズで始まります。

ニ長調らしくのどかで広がりを感じます。
でもサン=サーンスらしい華やかさがありますね。
アルペジオも駆使されて鮮やかです。


第二楽章はト短調。
ピアノ主導でオーケストラが伴奏する形。
物憂げな旋律がしっとりと歌われて
随所にエキゾチックな香りが漂います。


第三楽章はニ長調。
華やかなカデンツァで幕開け。
オーケストラとの掛け合いが華やかで
何かの祭典のよう。楽しく盛り上がります。


協奏曲の楽しみという点において
モーツアルト以来の協奏曲のスタイルを
受け継いでいるような印象でしょうか。

難しく考えずに楽しめる作品です。
明るくなりたいときにおすすめ♪


演奏はピアノ アルド・チッコリーニ
セルジュ・ボド指揮 パリ管弦楽団です。


サン=サーンス:P協奏曲全集

サン=サーンス:P協奏曲全集

  • アーティスト: チッコリーニ(アルド),サン=サーンス,ボード(セルジュ),パリ管弦楽団
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1996/11/20
  • メディア: CD



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