スクリャービンリサイタル♪ [CD♪]
涼しさを感じる音楽は「水もの」なのかもしれないけれど
今日は「涼」を求めて何となくスクリャービンを。
ウラディーミル・ソフロニツキーの演奏です。
ロシア・ピアニズム名盤選-17 伝説のスクリャービン・リサイタル(1960年2月2日)
- アーティスト: ソフロニツキー(ウラジーミル), スクリャービン
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2003/05/21
- メディア: CD
私の中ではスクリャービンといえばソフロニツキー。
それくらい強烈な印象がありました。
そこから沸き立ってくるものが違っていたのです。
大ピアニストや作曲家、聴衆や批評家にも支持され愛された
ソフロニツキー。
彼の弾くスクリャービンの第3ソナタに感動した
スクリャービン未亡人のタチアナ・シュレーツェル。
「夫の死後、これほど素晴らしい演奏を聴いたのは初めてだ」
と述べているそうです。
その第3番も好きですが第4番もかなり好き。
これは2枚組みですがソナタが入っている方ではなく
前奏曲が入っている1枚目の方を。
ショパンに倣って5度圏順に書かれたスクリャービンの前奏曲2が
ここでは他の作品番号のものも混ぜられ順不同で演奏されています。
後期の作品ではないのでスクリャービンの悪魔的で呪術的な要素はなく
繊細な美しさの中にロシアらしいロマンティシズムが溢れています。
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