ラヴェルピアノ協奏曲・チッコリーニ♪ [CD♪]
チッコリーニ氏が演奏するラヴェルの協奏曲2曲が
入っているということでドビュッシー&ラヴェル管弦楽全集の
8枚組のBOXセットを購入してしまいました。
最初に聴くのはもちろんラヴェルのピアノ協奏曲ト長調。
ジャン・マルティノン指揮
パリ管弦楽団
1974年の録音です。
聴いた第一印象は想像と違ってかなり意外でした。
ピアノに比べて少しオーケストラが大きいような感じ。
他の協奏曲に比べラヴェルのオーケストラはより比重が高いので
そういう構築もあるかな、とも思えます。
1楽章はピアノもオーケストラも割と落ち着いたテンポ。
たっぷりとメロディーが歌われても野暮ったくならずに
洗練されているとことはさすが。
チッコリーニ氏の音はラヴェルにあいますね。
オーケストラの色彩もなかなかラヴェルらしい感じ。
2楽章の美しさはとくに素晴らしい!
チッコリーニ氏のベルカントはラヴェルでも聴けます。
3楽章もテンポよく聴かせてくれます。
とてもオーケストラとの一体感が強い演奏です。
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